ことしのオープンソースワールドはありません

おしらせ

毎年Linux World として開催してきたIDG主催のオープンソース・ワールドは、昨年からOpenSourceWorldと名称を変更し、ことしも期待されていましたが、残念ながら開催は中止。本家アメリカにおいても中止とのことです。

オープンソースを金銭面で主に支えていたのは、オープンソースとは無縁の会社が中心だったのですが、そういった企業がこの不況と、オープンソースイベントをしても主役になれない状況、当然と言えば当然ですが、また、自主セミナーのほうがビジネスに直結する現状から、イベント出展自体を控える傾向にあるからのようです。

オープンソース・カンファレンス(びぎねっと主催)は、ますます盛んですが、これは手弁当であつまる出展団体と、オープンソース支援団体、オープンソース企業の枠を忠実にまもっているからこそ、このような不況でも変わらず続いているのかもしれません。

オープンソースは、この不況で需要が伸び、オープンソース企業はどこも忙しくなる傾向があるものの、従来型のIT企業が経営的に落ち込んでオープンソースを支援するチカラがなくなってきている傾向があります。

企業には、ぜひ引き続きオープンソース開発コミュニティと連携をとって、技術交流を盛んにして技術力を常に最新のものに保つ努力が必要だと思います。これは個々の開発者の自助努力に期待しています。

いつ独立しても怖くない開発力やネットワークを開発者自身が企業内に在籍しているときから身につけていくことが、開発者も助け、そういった開発者をかかえる企業自体をも助けていくのですから。