バングラデシュにおけるオフショアビジネス事情

おしらせ

 

6月24日から27日にかけて、バングラデシュにおける日本のオフショア開発で活躍しているBJITグループのBJIT Limitedを訪問しました。


BJIT Limited.社員と


社内開発風景(BJIT様ご提供)

今回、シンコム・システムズ・ジャパンで紹介された、BJITグループの日本支社にあたるBJIT Inc.から招待されたものです。


日本BJIT Limited.明石さん、今駒、BJIT Inc.社長

日本における開発者不足、単価の問題からオフショア開発が盛んになっている傾向があり、中国、ベトナム、インドといった東南アジアへのオフショア開発が注目を集めていますが、バングラデシュは人口ピラミッドにおいても若い世代が圧倒的に多数をしめており、人材教育も熱心なので若く優秀な人材が多く、優秀な開発会社が生まれてきています。

バングラデシュの国旗は日本の国旗と背景色が白ではなく緑であることやセンタリングされていないなど違いがあるもののよく似ています。

今回の出張は中国を経由しバングラデシュを訪問。その後インドに滞在しているところですが、バングラデシュは国民の意識として日本への好意的な見方があり、国民性において性格的に日本人と心情的に良い関係をもちやすい傾向を感じます。

中国では経済背朝の影で深刻な大気汚染はじめとする環境汚染をまのあたりにしましたが、インドではなかなかすすまない公共交通機関の設置など政治主導における開発スピードの問題や大多数の貧民層の生活レベルの問題を深刻に感じました。

それに比べてバングラデシュは発展途上国固有の問題である生活事情の厳しさがあるものの、公共投資は日本のODAなどで着々と進んでおり、メトロが2019年に開通すれば劇的に改善されることが予想されます。

BJITグループでは、日本やヨーロッパ向けオフショア開発だけではなく、公的機関の新規設置に関係する開発も含めて国内需要の開発やオープンソースの開発も含めて多様な軸をもった開発で、日本だけの受託開発の割合を一定程度に抑えることで全体の経営を健全化させる傾向があります。

現状、空港から目的地までの移動も外国人がすぐに利用できるような交通機関は皆無といってよく、全面的な現地のサポートが必要です。道路は始終混雑し、リキシャやくるまであふれかえり、道路に横断歩道も信号も無く、逆行や無理な追い越し、始終警笛で道路は騒然としています。ほとんどを占める民間のバスは、停留所も無く、乗り降りは走った状態のまま飛び乗り、そして飛び降りなければなりません。毎日の移動だけでも命がけに思えます。これはインドも程度の差こそありますが同様でした。

また、中国における漢字を活用した日本語習得力にはまけるものの、英語でのコミュニケーションでは問題なく、技術力の高い現地開発者を活用し、ともに開発する意識でオフショア開発をおこなったり、逆に英語研修をバングラデシュで行うなど、日本とバングラデシュの技術者交流をすすめることも有意義で実際にBJIT Limited,では日本の大手開発会社の語学研修の実績があります。

国民性、政府の動きなど総合的にみて、バングラデシュの大きな可能性に期待しているところです。